日本の女性の権利
日本の女性の存在はもちろん日本にとって大切な存在である。私が勉強している文学においても女性のキャラクターは大切な役割をするので、文学を勉強するために、女性の視点を理解するのが大事である。しかし、歴史的に考えて日本の女性は経済的、さらに法律的にも男性比べて社会的地位が低いと言える。そうした理由から、この発表では、日本の女性の立場をテーマに選んだ。
今の日本の女性が置かれている位置は歴史に深く関わるので、まず、日本の女性の権利の歴史を説明したいと思う。明治時代に、女性の社会的な位置は家の中であった。政府より良妻賢母ということばが広められて、女は母や妻としてのみ表された。その時代に女性は政治的な権利である選挙権がなかったし、政党さえ入れなかった。家の外で働いた女性は大体貧困の場合に限った。
色々な婦人運動家がその時代に活動したが、この状況は大正時代にも、昭和時代にもに続いた。しかし、第二次世界大戦は日本全国、もちろん日本女性にも、影響を与えた。多くの男性は軍人になって海外へ戦いに行った。日本での工場は職人が必要だったので、家の外で働いていて社会に参加する女性の数が増えた。
戦争が終わったら、女性も法律的な権利を獲得するようになり、1945年12月17日に婦人参政権が果たした。それで、1946年の新しい憲法の第24条は男女平等を目指した内容になっており、日本の女性の社会参加の機会は急に増えた。
次に女性の権利が進歩した時期は1960年代から始まった。この時代に、世界中のウーマンリブ運動が活発になっていた。このグローバルな運動はもちろん日本にも影響を与えた。ウーマンリブの団体は特に性の解放を目指したので、産制などの合法化を促した。それで、1986年4月1日男女雇用機会均等法が作られた。その法律で政府は職場でのジェンダー差別をなくそうとした。90年代に続くと、1999年の男女共同参画社会基本法がつくられて、それから内閣府男女共同参画局もつくられた。現代も内閣府男女共同参画局は男女平等を目指している。
日本の女性の権利や立場について歴史を理解すると、進歩をとげてきたと思ってしまう。確かに、法律的は進歩してきたと言える。現在、日本の女性と男性の法律的な権利は大体平等であると言えるだろう。しかし、男女の社会的な位置はまだ大きな違いがある。多くの女性は結婚してから仕事を辞めて、家で主婦として働く。その理由で、安倍首相は「アベノミクス」という経済を強める政策を振興している。アベノミクスの目的は女性が社会に参加することを高めて、それで日本の不況の経済を強めることである。しかし会社で働き続けても、女性の平均給料平均的には男性のより低い。さらに、女性の昇進率も男性より低い。そのせいか、主婦を目指す女性はまだ多い。
この様に、日本の女性の社会的立場(or地位)は日本全体の問題となっている。女性が日本の経済のために働くべきだろうか。そうならば、どうやって女性は社会に進出できるだろうか。女性が社会に出た時、誰が家事、料理、子育てなどの(主婦の)仕事をやるのだろうか。その質問に答えるまで、アベノミクスの政策は成功できないと思う。
結局私はみんなが自分のやりたい道を選んで生活すればいいと思うが、今の日本はまだその夢を叶えることができない。女性は上述の様に、働いても男性と平等ではないことが多い。逆に会社で働かないで子育てなどをしたい男性も困っていることがあるだろう。こんな社会において、ジェンダー平等というのはどういうことか。どうやってそれを目指せばいいのか。そのようなことを考えなくてはならないと思う。